久保二冠、森内名人が新人に敗れる波乱

○ 渡辺 明 丸山忠久 ● 竜王戦 第1局
● 畠山 鎮 島 朗 ○ 竜王戦2組 昇決
● 富岡英作 佐藤紳哉 ○ 竜王戦3組 昇決
○ 平藤真吾 内藤國雄 ● 竜王戦4組 残決
● 郷田真隆 佐藤康光 ○ 順位戦A級
○ 田中寅彦 長岡裕也 ● 王位戦 予選
○ 深浦康市 田中悠一 ● 王位戦 予選
○ 伊藤真吾 豊川孝弘 ● 王位戦 予選
○ 永瀬拓矢 堀口一史座 ● 王位戦 予選
● 久保利明 船江恒平 ○ 王位戦 予選
● 淡路仁茂 山崎隆之 ○ 王位戦 予選
○ 伊奈祐介 阿部 隆 ● 王位戦 予選
● 櫛田陽一 土佐浩司 ○ 王座戦 一次予選
○ 豊島将之 広瀬章人 ● 王将戦 挑決リーグ
○ 中村太地 森内俊之 ● 棋聖戦 二次予選
○ 藤井 猛 先崎 学 ● 棋聖戦 二次予選
● 佐藤秀司 阿久津主税 ○ 棋聖戦 二次予選

竜王戦は二日目の昼食休憩後に71手で投了という短手数の将棋でした。持ち時間は二人合わせて3時間以上余っていましたが、現地の開設会に参加した人は夜までどんな大盤解説会があったのかが気になります。丸山九段は一手損角換わりからこの一戦のために暖めていた新手を出して、不発となったわけですが、まあ7番勝負の第1局、しかも後手番とあってそれほどダメージはないでしょう。

王位戦の予選は船江四段が久保二冠を破る大金星。先日、フリクラ脱出を目指す伊藤四段に負けたとはとても思えません。これでいくと伊藤>船江>久保になるわけですが(笑)。で、その伊藤四段は強敵・豊川七段を下して、ついにフリクラ脱出まであと2連勝となりました。これで確か10連勝(?)だと思いますが、三段リーグと同じで、ボチボチ勝つのではなく、どっかで爆発力がないと上に上がれないようです。

将棋の内容も見た目と同様に線の細い印象があった中村(太)五段ですが、森内名人を下しこちらも大金星。デビューの一局を当時最終回を迎えた河口六段の「対局日誌」で、強烈なダメ出しをされた中村五段ですが、最近は有望な若手に相応しいコンスタントな成績を上げており、今期は19勝4敗と好調です。新人応戦の決勝進出という実績もありますし、C級2組にいる器ではないですね。